店主 鈴木光一 プロフィール
鈴木光一のこだわり「野菜の品種力で直売所を元気にする!」
美味しい野菜づくりは「おいしい品種」を選ぶことから始まります。
直売所の個性をつくり、お客さんに喜ばれる野菜をつくるために、どのような取り組みをされていますか?
私が考え、実践してきた5つのポイントをご紹介します。
POINT2.出荷時期を計画する
品種を選んだら、次に、いつ頃直売所で販売するか考えてみましょう。収益性の高い販売方法といえば、最盛期を外した出荷「早だし・遅だし」がねらい目です。そのためには畑の作付け計画をしっかり立てることが大切です。他の人が出していない高値で売れるときにつくることが大切です。出荷時期も計画しながら品種の選定と栽培技術をご相談ください。時期に応じた種をご紹介できます。
ビニールハウスで計画育苗
POINT3.美味しさと思いを伝える
品種を選び、出荷時期を計画し、直売所へ販売に行く前に用意しておきたいのは、「伝えるアイテム」です。販売棚で野菜に初めて出会うお客さんは、野菜の品種のこと、食べ方、味、つくりてのこと、栄養価、モニタリングデータなど気になる事がたくさんあります。よく売れる消費はそれらの情報をできるだけ袋や販売棚にPOPなどで「伝える」ことが求められます。一つづつ作り、お客さんの反応を見ながら手を入れていくといいと思います。そしてつくりてのイメージが伝わるデザインができるとなおよいでしょう。
POINT4.お客さんと出会う
野菜を購入するにしてもやはり、生産者から直接話が聞けたり、知り合えることでより、野菜の価値が分かり美味しさもUPします。そのためには、積極的におきゃくさんと出会える機会づくりを定期的におこなうことをお勧めします。私は自分のお店での出会いもありますが、所属する「あおむしくらぶ」で行う「あぐり市」の開催や一般の方が野菜栽培を学ぶ「郡山農学校」で講師を行っています。また、野菜のもう一つの味わい方として加工品などの開発も行っています。
あぐり市の様子
POINT5.農産物ブランディングで競争力を高める
こだわりの美味しい野菜を価格競争ではなく、「選ばれる野菜」づくりを進めていきましょう。そのためには、お客さんに生産者の「ブランド」がきちんと伝わる活動「ブランディング」により他との競争力を高め、売れる野菜、売り上げの伸びる直売所づくりを行っていきたいと考えています。
「人のブランディング」
「農園・直売所のブランディング」
「地域のブランディング」
「品種のブランディング」
「加工品のブランディング」
「産地・グループの認証」
「有名人とのコラボレーション」
「かっこいいデザイン」
「ブランドを守る」
「消費者ニーズをつくる」
やることはたくさんあります。
一つづつつくりこむお手伝いを行っています。また、私の農園や直売所にお越しいただけましたら、その場所を見ながらお話しもできます。日本全国の生産者の方や直売所関係の方がほぼ毎月お越しいただいております。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。